近所の公園冒険記~ひのまる公園 秘密基地編~
ひのまる公園内に児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうに来ているみんなが、『秘密基地』と呼んでいる場所があります。昔、公園全体に遊水路が流れていたので、その名残かな?と思われるような、ちょっとした小山に大きな岩がゴロゴロ、そして木の根も顔を出しています。
もしかすると「あぶないかも」という印象を受けるかもしれません。でも、そんな場所が子どもたちは大好き!職員がまずは安全確認をし、足元が滑りやすいこと、木の根が飛び出てることなどを見て分かるように伝え注意を促します。全ての確認が終わったら、秘密基地に突入!!
大きな木の枝を見つけ銃にして自衛隊ごっこをしたり、(銃のような形をした、ちょうど良い木を見つけるのもうまいんです)岩の下をのぞき込み、隙間を木の枝で突っついて虫探し(アリやワラジムシでも、悲鳴や歓声が聞こえます)お家やお城に見立てて、お母さんになったりお姫様になったり(ここは、私のおうちよ。おほほほほ・・・と笑)秘密基地が、様々な空間に変化し物語が広がります
秘密基地の周辺には切り株もあり、ゲームキャラクターになりきって飛び降りてあそぶことも!また、ただ上ったり下りたりするだけで足腰が鍛えられバランス感覚も育ちます。どの道で行くと上りやすいかこの大きな岩から降りるためには、どこに足を置こうか思案することも大切。小さい子に手を貸す姿や、「そこ、すべるからきをつけて!!」という声掛けも自然と生まれています。
鳩がエサをついばんでいたり、どこからか聞きなれない鳥の鳴き声が聞こえてきたり、そんな自然の様子にも目を向けていますよ。そして、私たち大人は安全面に十分配慮し、必要に応じて手助けをしながら繰り広げられる物語に共感し子どもたちの「やってみたい」を支援しています。