散歩をしよう!

 公園で遊ぶほどの時間がない時、天気がすぐれないとき、少しの時間、外に出るだけで気持ちがリフレッシュ出来ます。外の空気を感じるだけで気持ちはすごく変わりますよね。気持ちの切り替えがしたい時ほど散歩に行きリフレッシュすると次に取り組むことがスムーズになります。

 散歩をすると必然的に交通ルールも学ぶことが出来ます。信号を見て色を確認したり、車道を渡るときは車が来ていないか確認をして渡ったりと、何が危ないか考えることが出来ます。児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでは、お友達と手をつなぎお互いにまっすぐ歩く練習をしています。段差があったり、溝があったり、水たまりがあるとそういう部分を通りたくなりますし、フラフラ歩くと自転車等の道を塞いでしまうのでお互いに注意して歩いていますよ。

まわりを見ながら、ゆっくり歩こう!

 ただ歩くだけではなく、周りになにがあるかも見ながら歩いています。チューリップを見つけて「きれいな赤だね」や「たくさん咲いてるね」など、パンジーを見て「おじさんの顔見たい」と髭の生えたおじさんを連想したりしてみんなが笑顔になっていることもあります。

 一番びっくりしたのは「たぬきいる」と言った時でした・・・。民家の軒先にあった置物でしたが、よく見ているなと感心してしまうこともたくさんあります。みんなが散歩中に見たものを聞いてビンゴカードを作り、お散歩ビンゴをしたこともあります。全部見つけたらお菓子をゲットできる内容でしたが、最後まであきらめずに楽しみながら取り組んでいましたよ。公園に行く途中に「形」のお勉強をしながら歩いたこともあります。いつも何気なく歩いている道には、たくさんの〇と△と□がありました。子どもの目線と大人の目線が違うのも楽しみの一つですし、自分で見つけるということが、療育につながります。