おりがみで指先のトレーニング!
児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでは、毎月折り紙で制作した壁面が飾られます。壁面は職員が作成したものですが、これを見て【かわいい】【折ってみたい】という気持ちになり、折り紙を折る子どももたくさんいます。まずは上手に折れなくてもいいので、折る楽しさと出来た喜びを感じてもらうのが目的です。
折り紙は指を使って紙を色々な方向に折らなければならなく、きれいに仕上げようと思うと、隅と隅を綺麗に合わせることが必要になるため、指先のトレーニングになります。指先を器用に使う能力を【巧緻性(こうちせい)】といい、この能力を幼児期に鍛えることが幼児脳の発達に大きく影響すると言われています。指先は、【第2の脳】などと言われるほど末梢神経が集中しています。そのため、指先を使い折り紙を折ることで、脳への刺激につながり巧緻性を高める事が出来ます。
折り紙の折り方の見本を見ながら折り紙を折っていくと、たまにここはどうやって折ったらいいのかと悩む部分があると思います。その場面に生かされるのが想像力になります。完成を想像してどのように折っていけばいいのか、今はどの部分を折っているのかを考えることが出来ます。想像は、色彩感覚の向上にもつながります。折り紙にはたくさんの色があるので、どの色を使おうか悩んでしまうこともあります。でも想像できれば、【キレイ】【かわいい】【かっこいい】などを考えることができますよね。もちろん、適当な色を使って作っても楽しさや満足感が得られたら良いのです。
児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでは自由に遊ぶ時間でも折り紙が出来るように、子どもたちがとれるところにおりがみを置いています。