黒と白の戦い

 「黒と白」と言われ、イメージするのは【オセロ】が多いのではないかと思います。とても手軽に遊べるオセロですが、どのくらいの年齢から遊ぶ事が出来るのでしょう?自分たちはどれくらいの年齢から遊んでいただろうか?色々なサイトを見ましたが諸説ありで、はっきりはしませんでしたが、「手先の器用さや興味があれば3歳くらいから出来ますよ」という記述を目にしました。児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうにいる子どもたちの中にも、初めて見るものに興味を持ってくれる子どもたちもいるので、試しに見せてみると、「やってみたい!」と目を輝かせての即答でした。

 児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでは子どもたちの「やってみたい」という意欲を大事にしているので、教えながら一緒に楽しみます。盤上の石が少ない時は、元々置いてあった石と挟んでひっくり返すのは簡単ですが、数が多くなってくるとひっくり返すのを忘れていたり、ななめに気づけないこともあるので、「ここも間に挟まっているよ」等と声をかけて、時間をかけてでも覚えてもらえるように自分で頑張ってもらいます。意欲的にチャレンジする子どもたちが楽しんでいる姿を見て、自信のない子どもたちにも気持ちが伝播(=でんぱ)して少しずつ子どもたちの自信にもつながっていきます。

 同じ色で挟むと同じ色にひっくり返せる事が理解出来ると、子どもたちだけでも遊べます。【オセロ】をすることにより、ひっくり返す時に指先を使うので指先が刺激されて、思考力や記憶力などをつかさどる大脳が活性化します。また、ボード全体を視覚で捉えながら、手を動かし、先の展開を読むという作業をすることで、右脳が刺激され集中力や直感力も養われるので、児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうで取り組んでいるゲームです。