ドブルタイム!
丸い缶のケース、蓋には手に目玉がついたキャラクターの「ドブルくん」。蓋を開けてみると缶と同じく丸いカードが55枚入っています。カードには8つの絵が描かれていて、描かれた絵にはアバウトなものもあり、なおさらどんなゲームなのだろうかと想像をかきたてられます。
児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうの子どもたちと一緒にやってみました。1枚ずつカードを配ってみましょう。8つのマークをみて「かめ!」「うま!」「いぬ!」など自分のカードにはどんな絵が描かれているのかをしっかりと確認しています。絵を見ても名前がわからないものは「赤い葉っぱ!」「緑の絵の具!」など色などを交えて思った物で確認します。子どもたちの確認が終わったところで真ん中に新しくカードを出し、「このカードと同じ絵が1つだけあるので、一緒の絵を教えてね」と伝えると、素早く探して大きな声で教えてくれる子どもたち。中にはなかなか見つけられず困っている子もいます。困っているお友だちがいるとほっとけないのが児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうに通う子どもたちのいいところ、色やヒントを教えて見つけてもらおうとします。無事に見つけることが出来た時に「ありがとう」と言えることもとても素敵な事です。教えてあげた子どもたちも全員見つけることが出来たことに大喜びでした。
描かれた絵の種類は全部で50種類以上もあるので、答えるには【集中力】や【観察力】がとても重要になります。そして、誰よりも早く見つけると意気込んで取り組む子には【瞬発力】も必須のため、楽しみながらいろいろな力が身についています。
なかなか上手に出来ない子どもたちには「ドブルキッズ」という、描かれた絵が6種類と少なく、全て動物で描かれているので「ドブル」よりは簡単に遊ぶことが出来ます。簡単でも絵を探すのは同じなので【集中力】や【観察力】を見つけるという点では同じです。年齢や理解力などを考慮して楽しく遊んでいます。