粘土あそびのメリット
粘土には色々な種類があります。あぶら粘土は、自然乾燥により硬くならずコシが強くて伸ばしやすく、何度でも使用することができます。小麦粉粘土は、その名の通り小麦粉でできているので間違って口に入れてしまっても大丈夫!(でも、食べちゃダメですよ笑)市販もされていますが、家庭にある小麦粉と少量の塩と油、適量の水を混ぜることで簡単に作ることができるので、そこから始めていくのも楽しいですね。紙粘土はパルプを主原料に水や糊を混ぜて作られていて、乾くと固まるので絵具などで着色を楽しむこともできます。他にも、焼くと陶器になる粘土や、固まっても弾力性がある樹脂粘土など、大型店の文具や玩具コーナー、百円ショップやホームセンターなどで購入することができます。用途に合わせて、いろいろな粘土で楽しみたいですね。
児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでは、主にあぶら粘土を使用してあそんでいます。大きな塊から2つに分ける、必要な分だけ指先で摘んで取る、手のひらに挟んで転がして丸める、テーブルに置いて細長く伸ばす、平らに潰して伸ばす、積み重ねる、など粘土をさまざまな形に変化させ楽しんでいます。粘土の感触が苦手だった子も、お友だちが楽しんている姿を見て少しずつ触れることができるようになり、今ではすっかり粘土の虜に。子どもたちの手から芸術的な作品が生まれてくるのを楽しみにしています。