「チーン」というベルの音が心地よい♪

 カラフルなカップと「チーン」となるベル!いったいどんなゲームなのかワクワクしますよね。そして、一緒にゲームを楽しむ人の前に置かれた同じカップを見るとドキドキもしてきます。カップは赤、青、黄、緑、黒の5種類。小手調べに、カードを1枚中央へ!そのカードに書かれたのは赤、青、黄、緑、黒で描かれた家!子どもたちは「カードと同じ順番にならべてね、ヨーイスタート」と言われると、カードをよーく見てカップの移動に大忙し!「出来た人からベルを鳴らしてね」というと、一番に並べた子が「チーン」と鳴らすと、ベルの音が気に入って並べることが出来ていなくても連打し始める子どもたち・・・。音が出るものには【あるある】ですね。(笑)

 ゲームに慣れてしまうとものすごく早い子どもたち。大人が本気を出しても普通に負けます。そして、「遅い!余裕!」なんて言われるとついついムキになってしまいますが、全く勝てないことも【あるある】ですよね。(笑)

児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでのスピードカップスの取り組み。

 勝ち負けにはこだわらずに【色の認識】をして正しく並び替えが出来るかで楽しみます。自分よりも早く出来てしまうお友だちがいると焦りが出てしまって上手くできない子にも「ゆっくりでも大丈夫」と声をかけ、パニックにならないような配慮をしています。並び替えが出来て、一番の楽しみ「チーン」まで出来ることで【自信】にもつながります。

 取り組むうちに子ども達はレベルアップしていくので、一番早くベルを鳴らすことが出来た人にカードを渡し、「一番カードを獲得出来た人が勝ち」というルールにするととても【集中力】も鍛えられます。カードの中には、軸がぶれていて縦並びの順番が分かりづらいものもあり、そのようなカードが出た時はさらにゲームが盛り上がります。

児童発達支援事業・放課後等デイサービスゆうでは、年齢や経験に合わせてゲームのルールを決めて遊んでいます。子どもから大人まで白熱して楽しむ事が子どもたちの【やる気】にもつながっています。